4つの専門領域

深い専門性を持ち、幅広い知識も身につける。
関心に応じて学べる多彩な科目群。

社会課題(Social Issue)を発見し、価値ある都市生活(Value of Urban Life)を創造するためには、都市を多角的に捉える見方や考え方を身につける必要があります。「都市のライフスタイル」「都市のマネジメント」「都市のデザイン」「都市のしくみ」の4つの専門領域を学ぶことで、将来の豊かな社会を創造するための知識を習得することができます。

複雑な課題が絡み合った現代社会にもとめられるのは、1つの分野を深く掘り下げるだけではなく、また浅く広い分野の知識を身につけるだけでもなく、1つの領域の専門知識とスキル持ちながら、4つの領域の幅広い知識を有して、実践的に応用ができる領域横断型の人物像。将来の希望進路、興味や関心に応じて、科目群を横断したフレキシブルな履修ができます。

都市のライフスタイル領域

次の時代を生み出すビジネスモデルを創出するために必要なのは、都市文化の先端を熟知することとビジネスセンスを研ぎ澄ますこと。豊かな都市生活を創造するための賑わい、文化、商品、サービスを支える幅広いビジネススキルを養います。

科目例

経営戦略論、都市観光計画、集客学、ブランド戦略、エリアマーケティング、広告コミュニケーション、マーチャンダイジング、ファッション文化、トラベルプランニング

都市のマネジメント領域

都市は人と人との関わりあいによって生み出されます。新しい価値を生むプロジェクトやコミュニティをどう育むか、マネジメントの理論と実践が不可欠です。都市の将来像を描き、魅力的な建築・都市の開発と運営をマネジメントする人材を実践的に育成します。

科目例

都市政策、都市開発プロジェクト、プロジェクトマネジメント、エリアマネジメント、不動産ビジネス、都市空間の演出、ファシリティマネジメント、コミュニティマネジメント

都市のデザイン領域

人々の生活の質は、空間の質に大きく左右されます。よりよい都市をデザインするためには、都市に関わるすべての人に、空間を構想し使いこなす力がもとめられています。都市景観に寄与し、特徴のある空間を設計・デザインする力を、最新技術の応用スキルを身に付けつつ養います。

科目例

都市デザイン、建築空間論、住宅計画、インテリアデザインと実務、建築法規、建築史、リノベーションとコンバージョン、建築構造、建築材料

都市のしくみ領域

都市が機能するためには、様々な制度や政策、インフラストラクチャーといったシステムが必要です。必ずしも目に見えないこうしたしくみこそ都市創造のキーファクターです。都市活動を支えるソフトとハードの両方のしくみを、企画・実行そして運営する知識・技術を育成します。

科目例

都市の環境、都市と交通、都市のインフラ、ランドスケープデザイン、ユニバーサルデザイン、情報社会とくらし、福祉のまちづくり、住まいの構法・生産・流通