この度、西山敏樹准教授が、一般社団法人中央政策研究所より「海部俊樹学術貢献賞」を授与されました。西山准教授は、都市交通分野のバリアフリー・ユニバーサルデザインを推進するための社会経済性評価研究(バリアフリー運賃制度や交通税制度の有効性研究)、買い物列車等の新しいモビリティサービスデザインの実践研究を先導してきました。また、最近では路線バスの運転士不足問題についてマスコミ等の登場回数が大変多く、関連分野の研究・教育の著書も30冊を数えます。そうした一連の社会科学的政策研究活動が高く評価されました。表彰式が2024年10月18日に参議院議員会館で執り行われました。

✳︎一般社団法人中央政策研究所
日本での政治・経済・社会に関する政策の樹立の基礎となる諸般の問題の基本的かつ総合的な調査研究を行い、その成果を発表普及し、国家の発展と国民の福祉の向上に寄与することを目ざし1963年6月に設立された社団法人。これまで三木武夫や海部俊樹等の歴代内閣総理大臣を中心に、各業界の経営幹部層が関与して運営を行っている政策研究所である。