2020年
2020.10.31
国際都市景観設計ワークショップ(IWUL2020)を完全オンライン型で共同開催しました
2020年8月3日から8月10日まで、国際都市景観設計ワークショップ(正式名称、IWUL2020(International Workshop of Urban Landscape)が東京都市大学都市生活学部・チュラロンコン大学・ソウル市立大学・香港高等教育科技学院・イスタンブール工科大学が共同し、合計59名(都市大からは教員3名、修士1名、学部7名参加)が参加する、完全オンライン型のワークショップとして開催しました。
当初、今回の主催はチュラロンコン大学で、バンコク開催の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響によりオンラインでの共同開催に転換しました。
本ワークショップではバンコクの郊外農地であるBangpakong川を中心とした地域を対象に「Urban Agriculture: Food Secularization」をテーマとした景観設計提案を行いました。
大学3年生から大学院生までの5か国からなる混合チームによる1週間のワークショップは、6回に及ぶ専門家によるレクチャーと1日6時間以上のスタジオワーク、その後のチームワークと構成されました。成果物や提案はオンサイトに比べ衰えることなく、オンラインが英語力とコミュニケーションスキルがより高く求められるため、教育効果はとても高かったと評価されました。
本ワークショップは、2010年からソウル市立大学を中心に毎年開催国を決めて順番に開催するもので、都市大の国際化と都市生活学部の国際コースに向けた先進的な取り組みの一環として、2017年からソウル市立大学でのワークショップ参加をきっかけにMoU協定を結び、運営メンバーとして活動しています。2018年は東京都市大学都市生活学部が開催大学となり、東京のランドスケープデザインを実施し、高い評価を頂きました。
オンラインワークショップの様子①
オンラインワークショップの様子②
フィールドサーベイの中継
最終発表会
成果物の一例①
成果物の一例②