2016年12月 一覧
2016.12.23
滋賀県米原市統合庁舎整備市民ワークショップにインテリアプランニング研究室が協力しました
滋賀県米原市統合庁舎整備市民ワークショップ(第1回:2016年11月12日、第2回:11月26日)に、都市生活学部のインテリアプランニング研究室(指導教員:高柳英明准教授)が協力しました。
本市では、統合庁舎の整備を契機として米原駅周辺にまちの核を創るとともに、各地域の特長を生かした未来につなぐ持続可能なまちづくりを進めるため、現在、平成32年度完了を目指して統合庁舎整備に取り組んでおります。
今回は、米原市庁舎等整備基本構想で定めた統合庁舎の基本理念、整備理念の実現に向け、庁舎機能、施設配置などの課題や条件整理を行い、基本設計につなげるための整備方針を、市民や利用者の立場から闊達な意見交換、問題提起を行うことを目的に、本ワークショップを開催しました。
第1回目では、冒頭にワークショップの概要や庁舎等整備基本構想について事務局より説明がありました。続いて、高柳准教授より統合庁舎の立地状況などについて街区模型を用いて、メリット・デメリットを説明しました。その後、参加者は2グループに分かれ、街区模型を見ながら「将来性」「安全性」「ユーザビリティ」「ホスピタリティ」「エコシナジー」などのキーワードを基に、同准教授やアシスタントの本学学生も加わり、参加者と意見交換を行い、交流を深めながら問題の解決策やアイディアを出し合いました。
第2回目では、前回出た意見から5つの視点を踏まえ、その視点ごとに、プラス意見やマイナス意見を整理し、ワークショップを進めていきました。最後に、事務局及び同准教授が意見を集約して、閉会となりました。
今後は、同ワークショップで出された意見結果を踏まえ、米原市庁舎等整備基本計画に反映していきます。