2024年

2024.07.10

SFIDA世田谷-バニーズ群馬FCおよび伊賀FC戦(駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場)における集客効果に関する調査

 都市生活学部都市生活学科では、女子なでしこリーグSFIDA世田谷との地域連携事業として共同研究を行っています。さる6月8日に、SFIDA世田谷とバニーズ群馬FCホワイトスター戦(第12節)、6月22日にはSFIDA世田谷と伊賀FCFCくノ一三重戦(第15節)が駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われ、集客に関する調査を都市大ブースにて共同実施しました。
 SFIDA世田谷との共同研究は都市大都市生活学部の4研究室(集客空間研究室(川口和研)、まちづくり経営研究室(永江研)、マーケティング研究室(北見研)、ユニバーサルデザイン研究室(西山研))の合同で行っています。
 2024プレナスなでしこリーグ1部公式戦12節および14節が 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(東京都)で行われ、観客数は6月8日バニーズ群馬FC_戦は観覧者数2,614人(回答者数77人)、 6月22日、伊賀FC_戦は観覧者数 3,316人(回答者数137人)と盛況、その集客状況について分析を行いました。
 6月22日のデータによれば、①世田谷区内からの来訪者が51.1%、②東京都23区外26.3%、③神奈川県8.0%、④埼玉県3.6%、⑤千葉県4.4%、また交通手段として、①徒歩のみ7.3%、②鉄道+徒歩38.0%、③路線バス+徒歩3.6%、⑥自転車29.2%などが分かりました。またSFIDA世田谷FCのクラブチーム活動が、地域のまちづくりなど、地域の活性化に貢献するものとしてを望まれるものとして(上位3つ)として 女性スポーツの発展(34.3%)、女子中高生などにむけての(29.9%)、女性の参加しやすい社会(24.8%)、若者の夢のサポート(19.7%)等があげられることが分かりました。
 今後さらに公式戦における関連情報データ分析、せたがやpayとの連動、活動状況のSNSなどを通じたマーケティング、ユニバーサルデザインの視点からみた分析 、集客効果 などについてさらに共同研究を進めていきます。