一般社団法人日本イノベーション融合学会のアワード表彰式が8月24日に渋谷QWSで開催されました。ユニバーサルデザイン研究室の学部生や大学院生が中心になって取り組んだ実践的な研究活動が、2つの賞を受賞しました。

同研究室が永らく取り組んでいる通勤型列車を走るスーパーマーケットに仕立てて沿線地域の買い物難民を解消する「買い物列車」の研究は、伊豆急行株式会社及び静岡県立稲取高等学校とのそれぞれの強みを活かした協働・継続が高く評価されてイノベーション融合実践賞を受賞しました。

路線の再編や縮小で空いた路線バスの営業所を活用した地域交流促進プロジェクトは、東急バス株式会社との協働です。バス営業所を地域交流の場として色々な人に使ってもらい、バス事業の収益性向上の可能性を示したことが実践的で、コロナ禍で経営難に陥るバス事業への貢献度が高い内容として評価を受けました。こちらは学部生の活躍が目覚ましいことからイノベーションホープ賞に輝きました。

伊豆急行株式会社、東急バス株式会社、東京都市大学は東急グループに位置しグループのメリットを活かした実践的な研究活動が、高く評価される結果となりました。