2023年
2023.03.24
SFIDA世田谷FC vs 静岡SSUボニータ戦における集客効果に関する調査
都市生活学部都市生活学科では、女子なでしこリーグSFIDA世田谷FCとの地域連携事業として共同研究を行っています。さる3月19日に、昨年女子なでしこリーグ優勝のSFIDA世田谷FCと静岡SSUボニータの開幕戦が駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場で行われ、集客に関する調査を都市大ブースにて共同実施しました。
SFIDA世田谷FCとの共同研究は都市大都市生活学部の4研究室(集客空間研究室(川口和研)、まちづくり経営研究室(永江研)、マーケティング研究室(北見研)、ユニバーサルデザイン研究室(西山研))の合同で行っています。
2023プレナスなでしこリーグ1部 第1節駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場(東京都)観客数は2,407人と盛況。現地回答者数171件のデータを得て集客状況について分析を行いました。
その結果、①世田谷区内からの来訪者が39.2%、②東京都23区外16.4%、③神奈川県14.1%、④埼玉県5.1%、⑤千葉県2.3%入場の種類として、招待券、61.2%、サミットチラシ15.2%前売りチケット12.7%、当日チケット3.5%、観戦費用としては、①0円~500円以下が39.5%、②500円~1000円が19.8%、③1000円以上~2000円が25.4%などが分かりました。
また、交通手段として、①徒歩のみ8.5%、②鉄道+徒歩40.1%、③路線バス+徒歩10.7%、⑥自転車22.6%、関連情報の提供 (ホームページ、SNS)等については、5段階評価で1)よくない1.1%、2)あまりよくない8.5%、3)ふつう32.8%、4)よい31.1%、5)たいへんよい26.2%であること、などが分かりました。
今後さらに公式戦における関連情報データ分析、せたがやpayとの連動、活動状況のSNSなどを通じたマーケティング、ユニバーサルデザインの視点からみた分析 、集客効果 などについてさらに共同研究を進めていきます。