2022年

2022.07.27

ユニバーサルデザイン研究室による「走るスーパー・買い物列車」の第3回実証実験

ユニバーサルデザイン研究室(西山敏樹准教授)では、2021年度から取り組む買い物支援方策研究である「走るスーパー・買い物列車」の実証実験第3回目を実施しました。2021年度の2回の実証実験で得たノウハウと各種調査で明らかにした課題を基にして、第3回目の実験を伊豆急行との協働で行ないました。地域を縫うようにして走る鉄道車輛そのものを走るスーパーにすることは、非常に独創性が高くリピーターの生活者も多く見られるようになりました。喜んでくれる生活者も多く、買い物列車のニーズを把握できる結果になりました。

 

新型コロナウイルス陽性者が各地で増えている中ですが、感染対策に努めて実に240名の集客が出来ました。今回は稲取高校との連携による品種の多様化,集客のためのカフェの運営等、新しい試みも行い好評を得ました。同研究室では第4回目の実証運行の計画も立てていきます。

 

参考:https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/107487
「日本でも全然ないと思う」移動式スーパーの電車版“買い物列車”が特別運行
地元高校生も地元の逸品で魅力発信=静岡・伊豆急行