2018年

2018.09.11

食環境のユニバーサルデザインを考えるワークショップに学部生が参画

現在,世田谷区都市整備政策部の都市デザイン課と東京都市大学都市生活学部は,ユニバーサルデザインの普及啓発を推進するための検討ワークショップの企画・運営に係わる覚書を交わし,連携を深めています。主に,ユニバーサルデザイン研究室(主宰:西山敏樹准教授)が本件の中心的役割を担っています。

 

これに関係する研究活動として,9月9日日曜日午後に三軒茶屋のキャロットタワー内の生活工房で開催された,食のユニバーサルデザインのあり方をインドに学ぶワークショップに西山准教授及び学部生が参画しました。インド料理の研究で第一人者でおられる料理研究家の香取薫先生のご講演及び料理の実演がなされ,その後に食のユニバーサルデザインについてグループで議論しました。

 

西山研究室の食環境のユニヴァーサルデザインの研究を行う学生諸君も参加し,学生の立場から議論へ積極的に関わりました。スパイスは互いの健康を考える思いやり,多様な文化背景の人を1つにするインド料理の力,実は究極のユニヴァーサルファッションであるインドサリーの魅力等など,学びも多様でした。

 

我々都市生活学部では,食をテーマにすることはいまだに多くはないのですが,西山准教授は今後大学院に進学する学生と食のユニヴァーサルデザインの研究も進め,みんなが食を楽しめる環境作りの構築に向け活動を展開するそうです。