LIVE the LIFE in TCU 自分らしさを見つけて生きる

吉川 遼Ryo Kichikawa

都市空間生成研究室 4年

肩書きにとらわれず
街を良くできる人になりたい

学生が企画運営する新入生歓迎イベント、フレッシャーズキャンプ。準備期間に10ヶ月を要する一大イベントです。その代表を務めていたのが吉川さん。イベントが大成功に終わり、「会場の渋谷スカイの屋上で泣きそうになりました」と照れ笑い。代表を務める前は「人と話すのが苦手で心理学の本を読んで話し方を勉強しました」と、すらすら話す姿からは想像できません。そんな吉川さんは春から大学院に進学します。「入学する前は、実家を継ぐことを考えていたんです。でも大学に入ってから、尊敬する中島先生と出会い、もっと外に出てたくさんの都市を研究したい。都市に面白いことをもたらしたいって思うようになりました。将来は肩書きにとらわれず、都市に関わりながら街を良くしていける人になりたいです」。

(左)中島先生と会議中。話題は尽きない。(右上)カフェに行ったり本を読むのは、吉川さんの大切な時間。(右下)授業の合間オンラインミーティングに参加。

ふらっと入った渋谷のカフェ。
本に囲まれたおしゃれな雰囲気が最高!
最近のマイブームであるピアノ。
全く弾けないので練習中です。
隈研吾設計の「角川武蔵野ミュージアム」。建築も本も大好きなので格別な空間!
フレキャン終了後に渋谷スカイでとった写真。夕日がキレイでした!

川村 佳恵Yoshie Kawamura

コミュニティマネジメント研究室 4年

興味に導かれて、建築から
地域コミュニティへシフト

大学進学を機に岩手から東京にやってきた川村さん。まずはなんでも挑戦したといいます。ITベンチャーでのアルバイト、インターンに加え、駅ホームで案内を行うアルバイトもやっていました。そうした中で、当初学びたかった建築よりも地域コミュニティの分野が気になり始めます。「実家のある岩手のニュータウンや少子化問題を見ていて、ただ家に帰るだけではなく、いろんな人が外に出て活動する街を作りたい」と考えました。大学生活で思い出深いのは、尾山台の実店舗(タタタハウス)を改装するプロジェクトでリノベーションリーダーを務めたこと。実際に地域の交流の場を作ったことは、大きな経験となりました。「自分の中にある小さな興味に目を向け、自ら進んで行動したことで短い期間でも濃い経験を積むことができたのかもしれません」。

(左)タタタハウスの美恵子さんの珈琲は格別。(右上)寮のソファで読書するのは川村さんの良い気分転換に。(右下)研究室で坂倉先生と打ち合わせ中。真剣。

タタタハウス、リノベ中の一幕。
膝の軟骨がすり減るほど頑張りました。
大好きな噺家さんと撮った一枚。
落語を聞きに寄席に行くのが楽しい。
空間デザイン演習の授業で作った模型。
当初は建築がやりたかった...!
寮生活だけれど、自炊もします!
自炊は良い気分転換に!

板倉 夏帆Kaho Itakura

マーケティング研究室 4年

自分らしい着眼点を見つけ
何事も前向きに考える

飾らない人柄で親身に話してくれた板倉さん。転機は大学1年生の時に国内最大級の大学生ビジネスコンテストへの参加でした。「企業課題をテーマにしたコンテストで、深く考えたつもりで自信もあったけど先生に見てもらったら反応がすごく悪くて悔しかった」と語ります。そこから内容を大きく変え、身の回りの問題点を探す日々が始まります。「このコンテストがきっかけで、課題に合う面白い着眼点を見つけることが、自分の強みになりました」。まちの観察という授業では、先生に勧められた街ではなく「自分の街」を観察対象に選択。「坂と緑が多いことに着目」しました。どんなことでもプラスに考える明るさと、難題にもチャレンジして自分を磨いていく板倉さん。大学生活を全力で過ごしてきたことが伝わってきました。

(左)ビジネスコンテストに参加したメンバーは今でも大切な存在。(右上)学校で友達と話すのは楽しい時間。(右下)大教室で受講中の板倉さん。

友達と一緒に福岡県へ‼
大学生の内にいろんなところに行きたい。
研究室の先生と誕生日が一緒でみんなにお祝いしてもらい幸せな一日。
コロナ禍で地元のカフェ巡りを趣味に。
この日は友達の誕生日祝いを‼
アトラクションも写真を撮るのも好きなディズニー。毎年行っても飽きない!

小山田 祥Sho Oyamada

ユニバーサルデザイン研究室 4年

身軽なフットワークで
周囲を巻き込んでいく

研究室活動の一貫として行った「買い物列車」では「つながりのない東伊豆の町役場にZOOMの相談会をしたいといきなりメールをした」と行動力を見せた小山田さん。東伊豆の困っていることが「買い物問題」であることに着目し、地区間の移動が厳しいため、それを解決するために電車を移動スーパーにすることを提案。イベントは3両の電車を貸し切り2回行われました。企画から運営まですべて学生3人が主体となり、町役場の方も初めての経験で、大変なこともあったが、「東伊豆が好き」「鉄道が好き」の思いから頑張れたと言います。イベントは地域の方からも高評価。小山田さんの物怖じしない行動力には目を見張るものがありますが、小山田さんにとっては「ただ好きなことをやっているだけ」という感覚のよう。一つのことに一生懸命取り組む小山田さんの一途な姿勢は、周りを巻き込む力があるようです。

(左)カメラと写真は小山田さんを構成する大事な要素。(右上)授業で作った模型を手直しする。(右下)学食で友達とお昼を食べる小山田さん。

ポスターもIllustratorで一から作成しました。大学の授業が役に立ちました。
運行当日は予想を遥かに超えるお客様にご来店いただいて、大混雑に!
運行当日は予想を遥かに超えるお客様にご来店いただいて、大混雑に!
鶴見で開催した写真展の様子。
向日葵の写真じゃないですよ…!?