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TOSHISEI CROSS TALK
北見先生
誰に、どのような価値を、どのように提供するか
まちづくりを通して本気で考える
*本ページ記載の情報は2022年4月取材時点のものです。
北見
こうしてゼミ以外で二人と話すのは初めてですね。そもそもなぜ二人は北見研に入ろうと思ったの?
安藤
率直に、北見先生の人柄です!良い意味で壁がなくて学生の意見を聞いたときにまず良いところを褒めてくれる。学生の主体性を重視している感じも魅力的でした。
窪田
私が北見研を選んだ理由は、実社会との関わりが強いプロジェクトが多くて、自分自身を高められると思ったから。短期的なプロジェクトが多いのでたくさんの成果を出すことができ、就職活動の際に話題も豊富で役立ったし、自分の言葉で自分の活動を伝えることができました。
北見
学生に干渉しすぎないのは、社会に出ると自分で考えて発信することが大切になるし、なるべく学生主体でやってほしいっていう気持ちが強いことが主な理由です。安藤君はゼミ長だったけど、やってみてどうでした?
安藤
最初はゼミ長になると思っていませんでしたが、気づいたらゼミ長を任されていました(笑)。良かったことは、研究室のメンバーそれぞれ得意なことが違うことに気づいてから一人で背負い込まずにメンバーに任せてみようと思えたこと。
北見
それはすごく社会に出たときに役に立つと思うよ。みんなのできることを把握して振り分けることはリーダーとして武器になるからね。取り組んだプロジェクトではどうでした?
窪田
北海道の酪農の魅力や価値向上の施策提案が印象深いです。ミルクランド北海道の店舗を運営し、ショップを展開して酪農を知ってもらうためにはどうしたらいいのか考えるプロジェクトでした。
安藤
他にも、刻みのりの消費量を増やしてほしいという企画で、刻みのりが入っているおもちゃのクラッカーを作って、小さい子供がちらし寿司などの料理の仕上げにクラッカーを鳴らす感覚で遊べば楽しいんじゃないかとか色々なアイデアを出しました。
窪田
これまでいくつもプロジェクトに携わってきましたが、何に対してもパッションが大切だって気づかされました。
北見
パッションはとても大事。何事にも本気度が大切で、手を抜いているか抜いていないか、わかっちゃうんですよね。みんなやっているから僕は私はいいやってなるのは良くない。
安藤
北見研のゼミ生は情熱があって手抜きしないですよね。みんな本気でやっているし、自分も頑張ろうって奮起する。
窪田
わかる!そんな気持ちにさせてくれる。改めて、都市生活学部でマーケティングを学べて良かったし、面白かったなって思います。
北見
マーケティングを行わない会社はないし、どんな都市開発をするにしてもマーケティングを考えないで企画はできない。まちづくりを学ぶ学部でもマーケティングを基本として押さえている大学はなかなかないですからね。都市生活学部では根幹にマーケティングを置いています。誰に、どのような価値を、どのようにして提供するかを、まちづくりを通して考えていくことができます。
窪田
やりたいことが変わっても困らないところがこの学部のいいところだと感じています。文系出身でも模型作りができるし建築系のことも学べるし、マーケティングなどの経営学もあって幅広い。
安藤
都市生活学部は授業の種類が多様で間口が広いから特にやりたいことが定まっていない人は絶対良いと思う。あとは座学が多い大学と違ってフィールドワークや行動に移す授業があってスキルを身につけられます。
北見
街とか地域、都市に関心が少しでもある人ならきっと楽しくもやりがいのある学生生活を送れるんじゃないかな。
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