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都市生活学部に所属する教員を紹介しています。

学部長

宇都 正哲教授UTO MASAAKI

研究室ホームページ

担当科目
住宅と不動産、不動産ビジネス、国際都市経営概論(2)、SD-PBL(2)、グローバル都市ビジネス特論ほか

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了。博士(工学)
株式会社野村総合研究所に入社後、不動産、都市開発に関する受託調査を10年ほど行い、その後は戦略系コンサルタントとして、商社、デベロッパ、重電、弱電など幅広い企業の事業戦略や経営戦略に14年ほど携わってきた。専門は、不動産ビジネス、都市開発・インフラ関連のビジネスで、この領域におけるコンサルティング経験は300件を超える。
NHKへのゲスト出演、日本経済新聞での連載など、メディア出演や寄稿、講演も多数行っている。内閣府産業競争力会議国際展開WG有識者など政府委員等も歴任。

著書:
「人口減少下のインフラ整備」(東京大学出版会):日本不動産学会、日本地域学会、資産評価政策学会より著作賞受賞、「水浄化技術の最新動向」(シーエムシー出版)、「ニッポンの水戦略」(東洋経済新報社)、「社会実験 -市民協働のまちづくり手法」(東洋経済新報社)など

明石 達生教授AKASHI TATSUO

担当科目
都市計画(1)(2)、都市政策ほか

東京大学工学部都市工学科卒業。博士(工学)。
1984年建設省(現国土交通省)入省。以来、日本の都市を良くする政策を進めるため、再開発地区計画制度の創設、大型商業施設の立地制御など、法律制度の発展と運用の工夫による創造的な都市行政の枠組みづくりに尽力。1991~93年横浜市役所地区計画担当課長として自治体行政の現場を経験。2007~10年東京大学教授を兼任して主に社会人大学院生の指導に当たる。行政実務と学術研究の両面に通じた都市再生の専門家。

著書:
「Urban Land Use Planning System in Japan」(JICA-Net Library)、「人口減少時代の都市計画-まちづくりの制度と戦略」(共著)(学芸出版社)、「都市計画の地方分権」(共著)(学芸出版社)、「イギリスの都市再生戦略」(共著)(風土社)

川口 和英教授KAWAGUCHI KAZUHIDE

担当科目
集客学、集客空間論ほか

早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻修了。博士(工学)。技術士(建設部門:都市及び地方計画)。APECエンジニア。
三菱総合研究所研究員、鎌倉女子大学准教授を経て現職。
専門分野は都市開発・地域計画・建築計画・住居学・集客施設・地球環境問題・社会資本論他。民間シンクタンクで地域開発や都市計画のコンサルティングに関わり、多くのプロジェクトや調査・研究を実施。鎌倉市行政評価アドバイザー・委員長、鎌倉市放課後こども教室検討委員会・委員長、鎌倉美術館(仮称)計画検討委員会委員、神奈川県開発審査会委員、川崎市建築審査会委員、鎌倉市本庁舎等整備委員会・副会長、沖縄県国際学術研究交流拠点整備調査委員会委員等を歴任。

著書:
「環境スペシャリストをめざす」(東京教育情報センター)、「ごみから考えよう都市環境」(技報堂出版)、「社会資本整備と政策評価」(山海堂)、「新時代の公共投資へのシフト」(技報堂出版)、「公共事業」(ぎょうせい)、「集客の科学」(技報堂 出版)など。

川口 英俊教授KAWAGUCHI HIDETOSHI

担当科目
都市デザイン、Urban Landscape、空間デザイン演習(2)(3)(4)ほか

武蔵工業大学工学部建築学科卒業、早稲田大学大学院修了、Yale University建築学部大学院修了。
M.A.(Master of Architecture)建築修士。一級建築士。
Emilio Ambasz & Associates ニューヨーク事務所勤務(プロジェクトデザイナー・マネージャー)を経て現職。現在(株)アーキテクト・キューブ 一級建築士事務所代表取締役。国内外で建築家として建築設計や空間提案を中心にCFPや不動産鑑定士などとプロジェクトチームによる企業再生に関わる他、プロダクトデザイナーとして商品開発のプロジェクトを実行している。(一社) 日本プロジェクト産業協議会(JAPIC)国土・未来プロジェクト研究会委員。

作品:
アクロス福岡(基本計画)、マイカル三田ポロロッカ(旧山西福祉記念会館)、The Phoenix Museum of History、Convent of The Holy Infant Jesus 等を担当;(EAA事務所)、大原山七福天寺(カナダグリーンデザイン賞受賞)、その他、住宅、集合住宅、事務所、医療建築等多数の建築設計や、椅子のデザイン、世界初の伝統工芸品を応用した「江戸くみひもペン」kulisのデザイン商品開発。外濠(市ヶ谷~飯田橋)地区再生プロジェクト(進行中) ほか。
作品集:
『現代建築集成/宗教施設』 (共著、プロトギャラクシー/メイセイ出版、 『現代日本の家具Vol.1』 (共著、ART BOX INTERNATIONAL INC.) ほか。
論文:
「Tradition and modernity in structural art of steel-glass constructions in Japan」 (Steel Construction: Design and Research) ほか。

坂井 文教授SAKAI AYA

研究室ホームページ

担当科目
エリアマネジメントほか

横浜国立大学工学部建築学科卒業。ハーバード大学デザイン大学院ランドスケープ・アーキテクチャー修士修了。ロンドン大学PhD。一級建築士
JR東日本にて駅ビル開発や駅施設設計にかかわる。修士終了後、ボストンのササキ・アソシエイツにて米国の 大学キャンパスや都市公園の計画設計を担当。オックスフォード大学、UCLA等で客員研究員。国土交通省、内閣府、文化庁、スポーツ庁の委員会や検討会、新宿区や台東区の景観審議会、横浜市環境創造審議会などの委員。都市 計画学会理事、建築学会、造園学会等の学会活動。北海道大学工学部建築都市コース准教授を経て現職。

著書:
『イギリスとアメリカの公共空間マネジメント』(学芸出版社、2021年)『英国CABEと都市景観・建築デザイン』(鹿島出版会、2014年)等
論文:
「イギリスにおける都市開発にともなう公的貢献制度の変遷と運用実態」(日本建築学会計画系論文集、82巻739号)、“Re-assessing London’s squares : The development of preservation policy 1880-1931” (Town Planning Review vol.82 no.6)等

坂倉 杏介教授SAKAKURA KYOSUKE

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担当科目
コミュニティマネジメント、都市の社会学、マーケティングリサーチ演習(1)(2)ほか

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学グローバルセキュリティ研究所特任講師を経て現職。多様な主体の相互作用によってつながりと活動を創出する「コミュニティ・プラットフォーム」という視点から、コミュニティの形成過程やワークショップの体験デザインを実践的に研究。地域コミュニティの拠点「芝の家」や大学地域連携の人材育成事業「ご近所イノベーション学校」の運営などを通じて港区のコミュニティ活性化事業を手がけるほか、地域づくりや企業におけるコミュニティ形成プロジェクトに多く携わる。三田の家LLP代表。NPO法人エイブル・アート・ジャパン理事、一般財団法人世田谷コミュニティ財団理事、一般社団法人おやまちプロジェクト理事、一般財団法人ユガラボ理事。

著書:
「コミュニティマネジメント―つながりを生み出す場、プロセス、組織」(中央経済)、「わたしたちのウェルビーイングをつくりあうために―その思想、実践、技術」(BNN新社)、「黒板とワイン―もう一つの学び場『三田の家』」(慶應義塾大学出版会)、「いきるためのメディア―知覚・環境・社会の改編に向けて」(春秋社)、「ソーシャル・イノベーションが拓く世界―身近な社会問題解決のためのトピックス30」(法律文化社)など。

高柳 英明教授TAKAYANAGI HIDEAKI

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担当科目
インテリアデザインと実務、空間デザイン演習(1)・(2)・(3)、都市デジタルシミュレーション(2)・(3)ほか

早稲田大学理工学部建築学科卒業、早稲田大学大学院理工学研究科修了、博士(工学)。千葉大学工学部デザイン工学科助手、滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科助教授・准教授、東京都市大学准教授を経て現職。現在、(株)高柳英明建築研究所代表、早稲田大学大学院非常勤講師を兼任。甲賀市および米原市庁舎等整備検討委員会副委員長、大津市都心地区温暖化対策面的推進協議会交通観光部会長、長浜市新市庁舎建設検討委員会委員長代理、LIXIL株式会社フロントコンテスト審査委員等を歴任、住宅・集合住宅のインテリアプランニングをはじめ、建築計画の検討、公共・市民空間の創造に資する研究・社会貢献活動を行う。日経サイエンスCVC論文賞、都市住宅学会賞業績賞受賞。

作品:
「TASHIRO 71」(集合住宅)「LiF」(集合住宅)「LIFE IN SPIRAL」(SOHO住宅、Architizer A+ Finalist Awarded)「滋賀県立大学工学部電子システム工学科新棟」(基本計画/滋賀県)の他、賃貸型集合住宅の企画・プロデュース・インテリアプランニングを多数担当。
著書:
「デザイナーと投資家のための賃貸集合住宅の企画[術]」(編著・彰国社)、「店舗の企画・設計とデザイン」(編著・オーム社)、「デザイナーのための住宅設備設計術」(編著・彰国社)、「事例で読む建築計画」(編著・彰国社)、「建築設計テキスト 集合住宅」(編著・彰国社)、「行動をデザインする」(共著・彰国社)、「建築・都市計画のための空間計画学」(共著・井上書院)、「建築設計資料集成人間編」(共著・丸善出版)など。

永江 総宜教授NAGAE NOBUYOSHI

担当科目
会計学概論、簿記論、マーケティングリサーチ演習(2)ほか

横浜国立大学大学院経営学研究科修士課程、同国際経済法学研究科修士課程修了。経営学修士、修士(国際経済法学)。株式会社三菱総合研究所、会計事務所勤務を経て、淑徳大学国際コミュニケーション学部教授、経営学部教授を歴任。自治体の事業運営や地域開発プロジェクトなどに関わる会計実務や事業性評価などを担当。財務だけでなく、人事・労務や組織から広報・環境・福祉など幅広い経営分野からビジネスシミュレーションを研究する。

著書:
「事業収支計画の基礎と展開」(創成社)「会計の諸機能(共著)」(創成社)「循環型社会への提言(共著)」(研成社)。

諫川 輝之准教授ISAGAWA TERUYUKI

研究室ホームページ

担当科目
まちの防災、Urban Mobility、グラフィックデザイン演習、都市デジタルシミュレーション(1)ほか

筑波大学社会工学類都市計画主専攻卒業、東京工業大学大学院総合理工学研究科修士課程および博士後期課程修了。博士(工学)。東京工業大学産学官連携研究員、日本学術振興会特別研究員(東京大学)などを経て、2017年東京都市大学都市生活学部講師、2022年より現職。
専門は都市防災・地域防災、環境心理行動学、都市・建築計画。生活者の視点に立って災害に強いまちづくりを進めるため、災害時の避難行動やリスク認知、各種施設における防災対応などに関する研究を行なっている。人間・環境学会大会発表賞、日本建築学会奨励賞など受賞。

著書:
「東日本大震災合同調査報告 建築編10 建築計画」(共著、丸善出版)、「ニューノーマル時代の新しい住まい」(共著、クロスメディアパブリッシング)
論文:
「津波発生時における沿岸地域住民の行動」(日本建築学会)、「住民の地域環境に対する認知が津波避難行動に及ぼす影響」(日本建築学会)、「高速道路休憩施設における地震時初期対応のための利用者の意識・行動分析」(地域安全学会)、「2019年台風19号における多摩川流域住民の避難場所選択行動」(日本建築学会)など。

林 和眞准教授LIM HWAJIN

担当科目
統計と分析、エリアマーケティング、マーケティング・リサーチ(1)(2)など

博士(工学)。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了。
国立環境研究所社会環境システム研究センター特別研究員、忠南発展研究員(韓国) 上級研究員、韓国科学技術院(KAIST)未来戦略研究センター上級研究員を経て、現職。

専門は、ビックデータ分析と都市・地域計画、地域イノベーション、社会ネットワーク分析など空間政策と情報科学を組み合わせた幅広い研究。 日本計画行政学会 若手研究優秀賞、日本計画行政学会 第35回全国大会優秀発表賞、日本都市計画学会 論文奨励賞を受賞。

著書:
(代表論文)Hwajin Lim 他1 Comparing a spatial structure of innovation network between Korea and Japan、Asia-Pacific Journal of Regional Science、Hwajin Lim 他2、A Study on Collaborative Governance for Vitalizations of Commercial District、Journal of Korea Planners Association、vol.50・№7、2015年11月、pp.87~110、林和眞 他1、日本の共同発明特許におけるイノベーション・ネットワークの空間的特徴に関する研究、日本都市計画学会、都市計画論文集、vol.48・№3、2013年10月、pp.567~572など多数の論文実績あり。

太田 明准教授OTA AKIRA

担当科目
プロジェクトマネジメントほか

名古屋工業大学大学院工学研究科創成シミュレーション工学専攻博士課程修了。博士(工学) 東急不動産株式会社に入社後、都市開発・投資、ファンド・REITビジネスに14年間、携わってきた。東急不動産をスポンサーとするコンフォリア・レジデンシャルREITの上場や、シンガポールにおける東南アジア地域拠点としてのTokyu Land Asia社の設立を牽引し、シンガポールに約4年間の駐在、アジアでの様々な都市開発プロジェクトに関与してきた。現在は、東急不動産のアドバイザーも務めている。これらの実務経験を活かし、都市解析手法を用いた賃料の要因分析やJ-REITの研究等を行っている。

著書:
太田明,高橋大志,兼田敏之「スペース・シンタックス指標を用いた賃料要因分析に関する研究-渋谷駅周辺を対象とした建物用途別分析による比較-」(日本不動産学会誌),第31巻第4号,pp. 109-118 太田明,高橋大志「公募増資時のJ-REIT投資口価格に分配金変動が与える影響に関する分析」(証券アナリストジャーナル2018年9月),pp. 56-65

北見 幸一准教授KITAMI KOICHI

研究室ホームページ

担当科目
マーケティング概論、ブランド戦略、Urban Area Marketing, Facilitation & Communication, SD-PBL(1)、マーケティングリサーチ演習(1)、(3) ほか

博士(経営学)。MBA(経営学修士)。北海道大学准教授、株式会社電通パブリックリレーションズ部長を経て、2017年4月より現職。専門は経営学、マーケティング、ブランド戦略、広報戦略。広報・PRを中心に、マーケティングやコーポレートコミュニケーション実務とアカデミズムの架け橋として実践。社会構想大学院大学・客員教授も兼務。著書に『広報・PR論-パブリックリレーションズの理論と実際』(共著、有斐閣、2014)など多数。日本広報学会「優秀研究奨励賞」(2010)、日本PR協会「PRアワードグランプリ」部門最優秀賞(2014, 2015)、日本マーケティング学会ベストペーパー賞(2017)。札幌市「創造都市さっぽろグラフィックデザイン産業振興会議」座長(2009-2012)。

著書:
亀川雅人, 粟屋仁美, 北見幸一編『市場とイノベーションの企業論』中央経済社, 2020年2月(共著)(北見は「第6章 企業におけるソーシャル・キャピタル展望」を担当)。
北見幸一「都市ブランディングにおける行政広報に関する一考察~ブランド化が目的ではない」『Japan Marketing Academy Conference Proceedings 』vol.9, 2020年, pp.89-96(単著)
東京都市大学都市生活学部編『都市イノベーション-都市生活学の視点-』朝倉書店, 2019年12月(共著)(北見は「第1章 都市ブランディングとマーケティング」を担当)。
北見幸一、阪井完二、末次祥行「企業の魅力要素と購買行動の考察」『Japan Marketing Academy Conference Proceedings 』vol.6, 2017年, pp.195-205(共著)
伊吹勇亮、川北眞紀子、北見幸一、関谷直也、薗部靖史『広報・PR論-パブリックリレーションズの理論と実際』、有斐閣、2014年(共著) 北見幸一『企業社会関係資本と市場評価-不祥事企業分析アプローチ-』、学文社、2010年(単著)

斉藤 圭准教授SAITO KEI

担当科目
住まいと環境,Urban Environment Design, 都市デジタルシミュレーション(1) (2) (3) ほか

芝浦工業大学大学院工学研究科地域環境システム専攻博士後期課程修了。博士(工学)。 日本学術振興会特別研究員DC2・同PD,マレーシア工科大学(University Technology Malaysia)建築・都市環境学部ランドスケープアーキテクチュア学科上級講師を経て現職。同大学リサーチグループGreenovationメンバー。
専門分野は都市環境デザイン,アジア・都市環境解析,空間情報処理技術の応用 他。海外大学との共同研究プロジェクトを継続・展開中。

論文:
Owen Yeo Thian Seng, Mohd Johari Mohd Yusof, Sreetheran Maruthaveeran, Helmi Zulhaidi bin Mohd Shafri, Kei Saito, Yeo Lee Bak (2022), "ABC of Green Infrastructure Analysis and Planning, The Basic Ideas and Methodological Guidance Based on Landscape Ecological Principle", Journal of Urban Forestry & Urban Greening, DOI, 10.1016/j.ufug.2022.127600

Kei Saito, Ismail Said, Michihiko Shinozaki (2017) "Evidence-based neighborhood greening and concomitant improvement of urban heat environment in the context of a world heritage site - Malacca, Malaysia", Journal of Computers, Environment and Urban Systems, Volume 64, 356-372, DOI, 10.1016/j.compenvurbsys.2017.04.003 ほか

信太 洋行准教授SHIDA HIROYUKI

担当科目
住まいの構法・生産・流通、建築法規、都市デジタルシミュレーション(2)ほか

武蔵工業大学工学部建築学科卒業、同大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。博士(工学)。
新日軽株式会社(現LIXIL)に入社し、カーテンウォール・サッシ等の実施設計を担当。
その後、東京大学生産技術研究所にて、着脱型二重床システム(特許取得)、被害木を利用した家具、ZEB実現に向けた簡易ダブルスキン等、モノを実際に開発する事を通じて、社会の問題解決に取り組む。
専門は構法計画。現在は循環型インフィルの開発と、3次元スキャニングによる建築情報の取得とその利活用手法に関して研究を進めている。

作品:
サンブスギの家具(2008年度グッドデザイン賞)

末繁 雄一准教授SUESHIGE YUICHI

担当科目
都市計画(1)、まちの観察、都市空間の演出、都市デジタルシミュレーション(1)(2)(3)ほか

熊本大学大学院自然科学研究科博士後期課程修了。博士(工学)
東京工科大学クリエイティブ・ラボ研究員などを経て現職。一級建築士。

専門は、都市計画、都市デザイン、エリアマネジメント、アクティビティスケープ、人間行動解析。魅力的な街を創り出すための計画づくりにおいて、都市空間と人間との関係に焦点を当て、フィールドワークやアクションリサーチの手法をベースとして、地域のステークホルダーとの協働によって実践的な研究活動およびまちづくり活動を展開。一般社団法人中目黒駅周辺地区エリアマネジメント理事などを兼任。東京都市大学 ベストレクチャー賞、東京都市大学 優秀教育賞など受賞。

著書:
『都市5.0 ーアーバン・デジタルトランスフォーメーションが日本を再興するー』(翔泳社・2020)ほか。
論文:
「活動景観の印象評価に影響を与える公共空間アクティビティに関する研究」(日本建築学会)、「Effectiveness of Activity Expression in VR System to Build Consensus for Public Space Planning」(JCEA)、「商業市街地における乳児連れ来街者の回遊行動と授乳行為との関係」(日本都市計画学会)、「店舗構成変遷と商店主への商業継続意向調査を通した商店街の個性の持続可能性予測」(日本都市計画学会)、「都市空間における来訪者の回遊行動を誘発・抑止する視覚情報の分析」(日本建築学会)ほか。

リーラ プロビ ドリアンダ准教授Riela Provi Drianda

担当科目
Advanced Global Urban Business, Urban Cultural Studiesほか

2004年バンドン工科大学地域都市計画学科卒業、2012年千葉大学大学院修士課程・博士課程修了(博士課程では優秀大学院生賞受賞)。博士課程修了後、千葉大学フェローとして研究を継続。その後、早稲田大学で教職に就き、社会科学部英語学位課程を担当。早稲田大学在職中に、早稲田大学から2度、北京大学から1度、名誉あるティーチング・アワード(Teaching Award)を受賞。日本留学以前は、インドネシア共和国国家開発計画庁で国家開発プロジェクトのモニタリングと評価を支援。現在、インドネシア都市計画家協会国際協力部長。

著書:
Widianingsih, I., Drianda, R.P., Hartoyo, D., Miftah, A.Z. (2024). Social Design 1.0: The Perspectives of Indonesia and Japan-based Students on the Social Phenomena). Bandung: UNPAD PRESS
主要論文:
Drianda, R.P., Avaniddin, M., Aritenang, A., Zohrah, L. (2023). Where did It Go Wrong? The Challenges to Give a New Life to the Dormant Heritage City of Palembang, 292-308. In Rotman S, Rukmana D. (eds). Routledge Handbook of Urban Indonesia. Abingdon, UK & New York: Routledge.
Drianda, R.P., Kesuma, M., Lestari, N.A.R. (2023). Hallyu and FDI: The Growth of South Korea’s Investment in Indonesia’s Cultural Content Industry. International Development Planning Review.
Aritenang, A.F., Drianda, R.P., Kesuma, M., Lestari, N.A.R. (2023). The Korean Wave during the Coronavirus Pandemic: An Analysis of Social Media Activities in Indonesia. World Leisure Journal.
Shen,Y., Zhang,X., Zhu,H, Yin,Z, Drianda,R.P. (2023). Living in a Chinese Industrial New Town: A Case Study of Chenglingji New Port Area. Land, 12(4):790. https://doi.org/10.3390/land12040790 ほか

中島 伸准教授NAKAJIMA SHIN

研究室ホームページ

担当科目
建築空間論、空間デザイン演習(1)(2)(3)ほか

東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻修了、博士(工学)。専門は、都市デザイン、都市計画史、都市形成史、景観まちづくり。中野区政策研究機構研究員、(公財)練馬区環境まちづくり公社練馬まちづくりセンター専門研究員、東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻助教を経て、現職。昭和女子大学非常勤講師、アーバンデザインセンター坂井副センター長など兼任。日本都市計画学会論文奨励賞、日本不動産学会湯浅賞(研究奨励賞)博士論文部門受賞。

著書:
『地域文脈デザイン まちの過去・現在・未来をつなぐ思想と方法』(鹿島出版会・2022)、『時間の中のまちづくり 歴史的な環境の意味を問い直す』(鹿島出版会・2019)、『商売は地域とともに神田百年企業の足跡』(東京堂出版・2017)、『図説都市空間の構想力』(学芸出版社・2015)、『アーバンデザインセンター 開かれたまちづくりの場』(理工図書・2012)
論文:
「戦災復興土地区画整理事業による街区設計と空間形成の実態に関する研究」、「东京社区共治——协作型社区发展的新兴模式Community Governance in Tokyo: Collaborative Town Development and Emerging Models」(URBAN PLANING INTERNATIONAL《国际城市规划》)、「Spatial Formation and Area Context in Block Planning: Analysis of the Land Readjustment Project in Tokyo from the Prewar Years to Post-World War II」 (International Planning History Society)、など

西山 敏樹准教授NISHIYAMA TOSHIKI

研究室ホームページ

担当科目
<学部>
ユニバーサルデザイン、Urban Mobility、マーケティングリサーチ演習1、マーケティングリサーチ演習2、マーケティングリサーチ演習3ほか
<大学院>
都市システム特論、都市のリサーチメソッド演習、特別研究ほか

1976年3月東京生まれ。慶應義塾大学総合政策学部、同大学院政策・メディア研究科修士課程および後期博士課程を修了し、2003年3月博士(政策・メディア)学位取得。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師、同大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任准教授、同医学部特任准教授等を経て、2015年4月より現職。大学院環境情報学研究科都市生活学専攻博士後期課程・博士前期課程を兼担。総合研究所未来都市研究機構ヒューマン・センタード・デザイン研究ユニット長等を歴任。従前、大学・シンクタンクの双方でユニヴァーサルデザインとエコデザイン(環境低負荷デザイン)の融合方策を実践的に研究・提案。公共交通でも、特に路線バスの活性化方策に明るい数少ない研究者の一人である。バス会社のアドヴァイザ経験も豊富。小田原市、高山市、三鷹市等の主要都市でまちづくりに関する委員長も務める。ユニヴァーサルデザインを専門とする関係で人々のニーズを吸い上げる社会調査の各種手法にも精通。近年では、大学1年生および2年生を対象にした研究のインストラクショナルデザインの研究も進めている。上記分野に関する出版や論文、講演実績多数。2003年に政策分析ネットワーク優秀賞受賞、同若手研究者賞受賞、2005年と2007年にEcoDesign国際会議ベストポスター発表賞連続受賞、2014年と2022年にグッドデザイン賞受賞、2017年東京都市大学優秀研究賞受賞、2021年日本イノベーション融合学会学術貢献賞、2022年に環境省グッドライフアワード・サステナブルデザイン賞をはじめ、内外の研究表彰20件近く。

著書:
福住伸一,西山敏樹他,事例で学ぶ 人を扱う工学研究の倫理 その研究、大丈夫?,近代科学社,2022年 西山敏樹,未来都市のモビリティ,ヌース出版,2022年
西山敏樹他,ニューノーマル時代の新しい住まい,クロスメディア・パブリッシング,2021年
平賀俊孝,根本正樹,西山敏樹,FUTURE DESIGN 未来を、問う。: 夢想が生み出すスペキュラティヴ・デザインと未来のつくりかた,2021年
東京都市大学総合研究所未来都市研究機構他,都市5.0,翔泳社,2020年
西山敏樹,工学部生のための研究の進めかた,慶應義塾大学出版会,2018年
西山敏樹,交通サービスの革新と都市生活,慶應義塾大学出版会,2017年
西山敏樹,福祉技術と都市生活,慶應義塾大学出版会,2017年
西山敏樹,大学1年生からの研究の始めかた,慶應義塾大学出版会,2016年
西山敏樹,近未来の交通・物流と都市生活,慶應義塾大学出版会,2016年
西山敏樹他,インホイールモータ原理と設計法,科学情報出版,2016年
西山敏樹他,アカデミックスキルズ・実地調査入門,慶應義塾大学出版会,2015年
西山敏樹他,アカデミックスキルズ・データ収集・分析入門ー社会を効果的に読み解く方法ー,慶應義塾大学出版会,2013年
他著書30冊ほど.関連する論文も多数.