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2018.09.07

インテリアプランニング研究室が大日本コンサルタント株式会社との共同研究を開始しました

インテリアプランニング研究室(高柳英明准教授)が、「低未利用地の利活用に向けたデザインエレメント・モデルの開発」をテーマとして、大日本コンサルタント株式会社事業開発部との共同研究に取り組んでいます。

 

研究目的と社会的意義

 近年の都市周縁部・業務核都市の近郊にて土地開発が推進される一方、人口増減の余波をうけ、区画整理事業での換地休遊地が目立つようになりました。また生産緑地法の改正など、都市部の住宅地開発に際しては、緑地事業をも包括的にエリアマネジメントすべき課題に直面しています。

 この研究では、こうした空遊地、低未利用地を対象とし、エリアマネジメントの観点から、休憩施設として機能しながら、地域住民のコミュニティ活動等に寄与できる実施方策のモデルを策定すべく、様々なデザインエレメントを入れ替えるなどし、滞在時間や利用者認知度、定着度合いなどの客観的評価を行います。

 研究の特徴は、公営緑地・公園の不足している地域において、土地区画整理事業等の過程で生じた空閑地や低未利用地を利活用し、市民に親しまれる場所・歩行者休憩施設として一時整備する方策を見出す点にあります。また、実証実験では、歩行者休憩施設として求められる機能・要素・配置等について、立ち寄り者の行動把握と意識調査を行います。これらの解析から、立地に合った構築モデルを実証実験的に明らかにできると考えています。

 

 

 

 

 

 

実証実験方法

実験対象地において、地域住民が気軽に立ち寄り、滞在・休憩の他、各種アクティビティを実践できる簡易公開施設として整備し、デザインエレメントを用い、下記の項目にて利用頻度等を実証実験します。

 ○接点の種別 …チャーム/マグネティック/ファサード、どれが有効か測る

 ○認知・定着度合い …リピート率のカウント、愛着に関する利用者インタビュー

 ○滞在様態 …定点観測、etc…

 ○継続性 …短期(週)/中期(季節)/長期(年越し)、創造性・期待感につながるかどうか

また調査手法としては、定点観測ビデオ映像に基づく利用者行動抽出と、専門調査員による利用者へのヒアリング調査を行います。

 

平成30年度実証実験対象地

a)大日本コンサルティング社屋前駐車場

b)東京都市大学等々力キャンパス3号館-図書館前中庭空間

 

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